2013年10月30日

大阪で話題の「近大マグロ」が銀座進出

近畿大は29日、世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロ「近大マグロ」をはじめとする養殖魚専門の料理店を、東京・銀座で12月2日に開店すると発表した。4月に開店した大阪・梅田の店舗に続く2号店となる。
 サントリー系列の飲食店会社が店舗を運営、天然魚に比べ低く見られがちな養殖魚のブランド力向上を図り、国内養殖業界の活性化を目指す。
 開店する「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店」ではマグロやタイ、クエなどの養殖魚を中心に、研究所が拠点を置く和歌山の食材を使った料理を提供。グランフロント大阪の1号店は連日長蛇の列ができており、東京でも人気を集めそうだ。
 経営主体の大学発ベンチャー「アーマリン近大」の逵(つじ)浩康社長は「『ハズレ』のない味を提供できるのが養殖魚の良さ。店を通じてプラスのイメージを広めたい」と会見で意気込んだ。
 近大水産研究所は1948年開設され、和歌山、富山、鹿児島各県に8カ所の研究所と事業所を保有。クロマグロの完全養殖には2002年成功し、年間2000尾近くを百貨店などに出荷して人気。マグロをめぐっては今後、台風などの天災に強い養殖手法を確立し、養殖用の稚魚を事業者向けに提供していくのが目標だ。  

Posted by 有沢 at 11:03Comments(29)TrackBack(0)